紫外線対策とシミ
紫外線対策と一言でいっても、紫外線を浴びると肌にどういった悪影響を及ぼすのか
ちゃんと理解していない人も多いのではないでしょうか。
紫外線を浴びると、肌細胞は紫外線から細胞を守ろうとする防衛反応で
メラニン色素を生成します。
茶色くして肌を紫外線から保護するんですね。
通常はターンオーバーという肌の新陳代謝で、剥がれ落ちて生成されて
メラニンはなくなります。
このターンオーバーが正常に行われなくなりと、メラニンが外へ排出される
機会を失ってしまい、そのまま肌に残ってしまいます。これがシミとなってしまうのです。
紫外線は肌細胞を攻撃して破壊してしまいます。そして、シミだけでなく
皮膚がんなどの要因になることもあるのです。
日本人は黄色なので、白人に比べると皮膚がんにかかりにくいと言われていますが、
最近は増加傾向にありますので注意が必要です。
紫外線がシミ意外にも、シワ、たるみの要因にもなります。
肌のハリや弾力は、肌の奥にある真皮層に存在するコラーゲンやエラスチンといった
物質によって保たれています。
紫外線は肌の奥にまで侵入し、コラーゲンやエラスチンを傷つけて、
破壊したり変形させたりしてしまいます。
一度傷ついたコラーゲンやエラスチンは、元の状態に戻ることはできません。
その結果、シワやたるみができてしまうのです。
肌老化の70%は紫外線と言われています。
肌の老化をいかに遅くするかは、紫外線対策は年間を通してしていくことが
必要なのです。